ツバキとヤナギを合わせた生け花=松江市末次本町、民芸の店・鷦
ツバキとヤナギを合わせた生け花=松江市末次本町、民芸の店・鷦

 【松江】松江市花のツバキと大型の花器の取り合わせが楽しめる展示会が民芸の店・鷦(ささき)(松江市末次本町)で開かれている。24日まで。

 春の近づきを感じてもらおうと30年以上前から、この時季に開く。1メートル近くある信楽焼の花器と枝ぶりのいいヤブツバキ、ヤナギを合わせた、生命力あふれる生け花など10点を飾る。

 花を生けた華道・草月流師範の本田尚洸(しょうこう)さん(87)=松江市砂子町=は「通りがかる人に花の力で元気を感じてもらいたい」と話した。

 ツバキ苗の販売や市内在住作家らのバッグやクッションなどの展示、販売もある。入場無料。営業時間は午前10時~午後5時。

 (森みずき)