小学生と一緒にプレーしながら指導する小阪彰久選手(左)=松江市鹿島町佐陀本郷、鹿島総合体育館
小学生と一緒にプレーしながら指導する小阪彰久選手(左)=松江市鹿島町佐陀本郷、鹿島総合体育館

 バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の島根スサノオマジックの選手が23日、ミニバスケットボールの全国大会に出場する松江市内の小学生を指導し、基本技術や大舞台でプレーする心得を伝えた。

 3月に東京都である全国ミニバスケットボール大会に出場する男子の島根マリンファイターズMBCと女子の法吉レインボーズを激励しようと球団が企画。松江市鹿島町佐陀本郷の鹿島総合体育館で、島根スサノオマジックの後藤翔平(29)、山下泰弘(35)、小阪彰久(30)の3選手が、両チームの選手と一緒にプレーしながらアドバイスした。

 スサマジの3選手は「しっかりとコミュニケーションを取って」などと声を掛けながら、パスやゴール前での動き方などを教えた。

 島根マリンファイターズMBCの角威武輝主将(12)は「教えてもらったことを全国大会で出したい」、法吉レインボーズの佐野歩希主将(12)は「周りをよく見ることが大切だと教えてもらったことが勉強になった」と話した。

 練習後には小学生が質問し、試合の流れが悪いときに出場した選手が心掛けることについて山下選手は「状況を把握しミスをなくすことが大切」と答えた。

 (三浦純一)