鳥取県は27日、新たに141人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。島根県の新規感染者は87人で、いずれも26日の検査分。松江市の市立学校で県内90例目のクラスター(感染者集団)が確認された。
鳥取県の保健所管内別は鳥取市77人、米子42人、倉吉22人。鳥取市立病院は職員1人が感染。関係者全員の陰性を確認したため、通常診療を継続する。鳥取県は教育委員会事務局と西部総合事務所に勤務する各1人の感染を発表した。
学校関係では、鳥取市5校(若葉台小、宮ノ下小、河原第一小、富桑小、桜ケ丘中)、米子市2校(福米東小、車尾小)、倉吉市1校(上灘小)、八頭町2校(郡家東小、船岡小)、岩美町1校(岩美北小)でそれぞれ関係者の感染が確認され、臨時休業や学年、学級閉鎖の措置をとった。
島根県の居住地別は、松江市45人、出雲市21人、雲南市12人、安来市4人、大田、浜田両市と邑南町が各1人、県外2人。クラスターが出た松江市立学校では26日までに計7人が感染。接触者が把握できているため、学校名は公表しない。
累計感染者数は島根6266人、鳥取6618人。27日午前0時時点の確保病床使用率は、島根(368床)24・5%、鳥取(350床)25・1%。宿泊療養は島根22人、鳥取145人。自宅療養は島根437人、鳥取949人。重症者は島根0人、鳥取1人。












