作品に見入る来館者
作品に見入る来館者

 大田市観光フォトコンテストの入賞作品を紹介する展示会が同市大田町の市中央図書館で開かれている。三瓶山をはじめ、石見銀山遺跡など市内の名所を収めた力作に来館者が見入っている。28日までで毎週火曜休館。

 三瓶山麓の浮布池(三瓶町)、浄善寺(同)、清滝(久手町)といった有名スポットに加え、久手港(同)や銀山中心部の大森町の町並みを駆ける子どもなど、生活に身近な場所や日常の一部分を切り取った一枚がA4サイズにプリントされて並ぶ。

 市産業振興部の上西宏部長は「市内にこんな魅力的な場所がある、ということを地元の方にもっと知ってほしい」と話した。

 同コンテストは新型コロナウイルスの影響で観光需要が冷え込む中、写真で市の魅力を発信しようと市が初めて開催。他の写真コンテストで入賞した経験者が対象の「極上の一撮部門」と資格不問の「みんなの一撮部門」に計475点が寄せられた。(錦織拓郎)