大阪とのホーム2連戦は1勝1敗。今季の対戦は2勝2敗の五分で終わった。

 2連戦前まで成功率35・1%だった3点シュートが精度を欠いた。島根は第33戦で18・5%、第34戦で30・0%。リーグ3位の1試合平均88・5得点だった攻撃力は発揮しきれず、第33戦は77得点、第34戦は68得点と伸び悩んだ。

 3点シュート試投数は大阪を上回っただけに、ポール・ヘナレ監督は「決めるべきシュートが打てなかったことに尽きる」と話した。第34戦は、3点シュートが好調だった安藤誓哉が復帰して3本を決めたが、大阪には11本を沈められた。

 第34戦ではターンオーバーが多く、第33戦の6本から17本に増えた。大阪戦前までリーグ1位の平均9・3本と少なかったが、パスミスも目立った。課題を修正して、京都戦と5ゲーム差で前を走る琉球戦に万全な状態で臨みたい。

  (景山達登)