【第34戦・島根ー大阪】第2クオーター、島根の白濱僚祐(右)がドリブルで切り込む=松江市総合体育館
【第34戦・島根ー大阪】第2クオーター、島根の白濱僚祐(右)がドリブルで切り込む=松江市総合体育館

 バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)西地区2位の島根スサノオマジックが6日、ホームの松江市総合体育館で第34戦を行い、西地区8位の大阪エヴェッサに68-85で敗れた。B1での球団記録となる9連勝はならなかった。西地区順位は2位で変わらない。

 島根は第1クオーターに15点のリードを許すと、大阪の内外からの攻撃を抑えられず、流れを引き寄せられなかった。安藤誓哉、ペリン・ビュフォード、白濱僚祐、ウィリアムス・ニカの4人が2桁得点したが、第1クオーターの失点が最後まで響いた。

 第35戦は9日、アウェーの京都市体育館で西地区10位の京都ハンナリーズと対戦する。

 

◇第34戦(6日・松江市総合体育館、2428人)

大  阪 85 24ー9 68 島  根

14勝20敗  18―20  25勝9敗

        27―26

        16―13

 

 【評】島根は第1クオーターで主導権を握られると、一度もリードを奪えないまま完敗した。

 第1クオーターはシュート精度が上がらず、相手に3本の3点シュートを含む7連続得点を許し、15点差をつけられた。第2クオーターは白濱やウィリアムスらのシュートで点差を縮め、29-42で折り返した。

 点の取り合いとなった第3クオーターは、金丸や安藤らの得点で応戦したが、最後まで大阪の堅い守りを崩しきれなかった。

 守備では、試合を通して11本の3点シュートを決められ、このうち6本を沈めた高島に28得点された。