昨夏の東京五輪陸上男子3000メートル障害で日本人初の7位入賞を果たした浜田市出身の三浦龍司選手(20)=順大=が12日、松江市殿町の県庁で県功労者表彰を受けた。表彰状とトロフィーが贈られ、「受賞は活力、モチベーションになる。自分の走りで元気を与えられるように頑張る」と決意を新たにした。

 三浦選手は、東京五輪の予選で自身の持つ日本記録を6秒以上更新する8分9秒92をマーク。決勝はラスト100メートルでスパートをかけ、入賞をつかみ取った。

 丸山達也知事は表彰状などを贈り「島根県は国民スポーツ大会を控えている。子どもたちに可能性を示してくれて、大きな力をもらった」と活躍をたたえた。

 三浦選手は東京五輪について「応援に応えたいと思って走った。競技人生のポイントになった」と振り返った。7月に世界選手権がある今季に向けて「結...