筑豊大介さんの合図で輪くぐりを見せる猿の鉄平くん=米子市末広町、市文化ホール
筑豊大介さんの合図で輪くぐりを見せる猿の鉄平くん=米子市末広町、市文化ホール

 大道芸の猿回しを楽しむイベントが13日、米子市末広町の市文化ホールであった。来場した約60人が軽快で愛らしい猿の動きに拍手を贈った。

 猿舞師の筑豊(ちくほう)大介さん(66)=福岡県直方市=が雄の「鉄平くん」を連れて舞台に上がった。筑豊さんの合図で、鉄平くんが赤ちゃんに見立てた人形を背中に乗せて歩いたり、輪をくぐったりして、会場を沸かせた。筑豊さんは「芸を覚えさせるのではなく、じっくり付き合うことで人間が何をしてほしいか分かってくれる」と信頼関係を築くこつを話した。

 父親と訪れた安来市立社日小学校5年、仲西雅志君(10)は「レベルの高い技をするのは、すごいと思った」と話した。

 イベントは新型コロナウイルス禍でも笑顔や幸せが舞い込んでほしいとの願いを込め、米子市同和事業推進協議会が「人権尊重新春の集い」として開催した。
      (柴田広大)