園内の木に止まるフクロウなど愛宕山公園を紹介した写真＝出雲市斐川町直江、ひかわ図書館
【出雲】島根県出雲市平田町にある愛宕山公園を紹介する写真展が、斐川町直江のひかわ図書館で開かれている。日本写真家協会会員の細木良男さん（６８）＝出雲市西平田町＝が主に撮影した動物のかわいらしい表情や四季の変化を切り取った７０点が、公園の魅力を伝えている。無料。２７日まで。
カメラを趣味にして５０年近くになる細木さんは、天気の良い日は毎日、夫婦で園内を散策。今回は２０１９年以降に園内で撮った作品を展示した。
夜行性のフクロウが日中に木に止まった珍しい作品や、園内で飼育されているヤギが背中を伸ばしたときの顔の表情のほか、公園から見える早朝の平田の町並みや紅葉なども紹介している。
細木さんは、新型コロナウイルス禍で公園を訪れる親子、孫連れが多くなっているとし「動物と触れ合い、遊戯場もあっていろんな面でゆっくり時間を過ごせる公園をもっと知ってもらいたい」と話した。
写真展は、細木さん夫婦と公園職員でつくる愛宕山公園愛好会が企画。午前１０時～午後７時（最終日は午後３時まで）。２２日は休館日。 （松本直也）
