任期満了に伴う大田市議選が27日、告示される。今回から2減となる定数18に対し、20人が立候補を予定。無投票になった2018年の前回選から一転、選挙戦となる見通しだ。投開票は4月3日。
立候補予定者の内訳は、現職15人、新人5人。地域別では旧大田市16人、旧仁摩町2人、旧温泉津町2人となり、政党別では共産2人、公明1人、社民1人、無所属16人。共産、公明、社民はいずれも現有議席数の確保を目指す。
世界遺産登録から15年を迎える石見銀山や全国植樹祭開催で知名度が上がった国立公園・三瓶山などを活用した観光振興、本格化する市役所本庁舎の整備、若者の雇用や定住を中心とした人口減少への対応などが訴えのテーマになりそうだ。
立候補の届け出は、27日午前8時半から午後5時まで市役所本庁舎で受け付ける。
3月1日現在の選挙人名簿登録者数は2万8448人(男1万3445人、女1万5003人)。
(曽田元気)