だるま落としに挑む参加者=雲南市木次町木次、八日市交流センター
だるま落としに挑む参加者=雲南市木次町木次、八日市交流センター

 【雲南】交通安全を願う「だるま落とし大会」が11日、雲南市木次町木次の八日市交流センターであった。約70人が競技を通じて安全意識の高揚を図った。

 大会は、市内の地域自主組織「八日市地域づくりの会」(陶山桂一会長)などが主催。思い切りの良さや的確な判断が求められるだるま落としは、運転技術にも通じることから実施されている。

 参加者は、だるまや「交通安全」の4文字が書かれた5段重ねの筒を、3人一組でハンマーで落としていった。4段を落として、最上部が残ると、他の参加者や見学者から拍手が起こった。陶山会長(67)は「競技をきっかけに交通安全意識を高めてほしい」と呼び掛けた。(清山遼太)