中海に生息する野鳥の観察地、米子水鳥公園(米子市彦名新田)でこのほど、職員ら約20人が、刈り取ったヨシの枯れ草の搬出に汗を流した。ヨシを高く成長させるのに欠かせない作業で、20年以上続く春の恒例行事だ。
公園の湿地に生えるヨシは、水鳥のねぐらの目隠しや水質浄化の役割があり、枯れ草の堆積が進むと生育が悪くなる。
作業は観察施設のあるネイチャーセンター周辺の約1ヘクタールで実施。1週間前から職員が刈り取ったヨシの枯れ草を、米子市職員や公園友の会会員らが加わり約3時間かけて運び出した。
彦名干拓事業に伴う湿地の保存運動に1980年代から携わり、毎年欠かさずヨシ刈りをする日本野鳥の会鳥取県支部の土居克夫理事(69)は「野鳥がすむ環境を保つにはヨシ原の管理は欠かせない。これくらいの作業は苦にならない」と額の汗をぬぐった。
(藤井満弘)












