着物姿で桜の下を散策するツアー参加者=雲南市木次町木次、斐伊川堤防桜並木
着物姿で桜の下を散策するツアー参加者=雲南市木次町木次、斐伊川堤防桜並木

 【雲南】着物でJR木次線に乗り、「日本さくら名所100選」の斐伊川堤防桜並木(雲南市木次町)を散策するツアーが1日、開かれた。参加者約10人はあでやかに春を満喫した。

 観光客誘致と木次線の利用促進につなげようと、雲南市観光協会が企画した。

 参加者は出雲大東駅で着付けを終え、木次駅まで列車で移動。駅近くの斐伊川堤防桜並木を巡って人力車に乗り、満開の花を楽しんだ。

 友人家族と巡った出雲市立塩冶小学校4年生の岩谷叶愛さん(9)は「着物を着る機会があまりないから、着物で桜が見られて楽しかった」と話した。

 市観光協会は、四季を通じて同様のツアーを開く予定で、人力車は3日まで走る。

 (狩野樹理)