益田市西平原町の弁当販売店「惣菜屋かまて」がこのほど、リニューアルオープンした。NPO法人コミュニティ益田の就労継続支援B型事業所かまてが運営。地元食材を使い、手作りの惣菜がたっぷり入った弁当は売り切れが続く人気ぶりだ。
コンビニエンスストアだった建物を譲り受け、2019年から弁当の製造・販売を始めた。今年1月から手狭だった調理場を改修し、4日に再オープンした。
弁当は1日50~70食を、事業所の利用者10人が交代で作る。メニューはチキン南蛮やコロッケなどを日替わりで手掛け、地元の野菜を多く使う。
一つ480円。予約の取り置きや店頭販売で、開店からわずか1時間の午前11時には売り切れることも多い。週に3~4回買いに来る市川美香さん(55)は「手作り感があっておいしい」と喜ぶ。
営業時間は午前10時半~午後1時(売り切れ次第終了)。土日祝休み。
(藤本ちあき)