チャンピオンシップへの意気込みを語る島根スサノオマジックのポール・ヘナレ監督=鹿島総合体育館
チャンピオンシップへの意気込みを語る島根スサノオマジックのポール・ヘナレ監督=鹿島総合体育館

 バスケットボール男子Bリーグの年間王者を争うチャンピオンシップ(CS)を前に、初出場する島根スサノオマジックの監督、選手が10日、松江市の鹿島総合体育館で会見した。14日に松江市総合体育館で始まる準々決勝・アルバルク東京戦を見据え、主将の安藤誓哉は「優勝に向けて、ファンと一緒に最高のスタートを切りたい」と意気込んだ。

 練習終了後、ポール・ヘナレ監督と安藤、金丸晃輔、阿部諒、白濱僚祐の4選手が一人ずつ会見し、A東京戦への抱負などを語った。

 ヘナレ監督はCS出場について「みんなが頑張ってきた結果。楽しみで、燃えている」と力を込めた。CSで過去2度優勝しているA東京の印象を「本当にいいチーム。選手が、どう戦うべきかや、自分たちの強み、弱みを分かっている」とし、「青に染まった体育館で戦えるのが待ちきれない」と話した。

 レギュラーシーズンは1勝1敗の五分で、今回は2戦先勝で争う。CSでの戦い方について、金丸は「今までやってないことをやると、歯車が狂ってしまう。平常心を保ちつつ、プレーを楽しみながらやりたい」と普段通りを強調した。

 準々決勝のホーム開催は大きな強みになる。阿部は「精度が高いバスケを目指す。ファンの後押しがあると勢いに乗れる」とし、白濱は「チームのために全部出し切るつもりで臨みたい」と決意を示した。