藤原亮彦教育長(右)に図書カードの目録を手渡す青山龍太郎会長=松江市末次町、市役所
藤原亮彦教育長(右)に図書カードの目録を手渡す青山龍太郎会長=松江市末次町、市役所

 松江市内の18新聞販売所でつくる山陰中央新報東雲会(会長・青山龍太郎鹿島販売所長)が10日、販売エリア内の小学校14校にそれぞれ1万円分の図書カードを贈った。子どもたちの活字に触れる機会をつくる取り組みで、各校で図書購入に役立てられる。

 同会は旧八束郡エリアの販売所を中心につくる。図書カードの贈呈はエリア内の小学校向けに2020年2月に続き2回目。新型コロナウイルス禍で子どもたちが外出を控え、自宅で過ごす時間が増える中、青山会長(59)は「本を読んで面白さを知ってほしい」と話した。

 市役所であった贈呈式で、青山会長から目録を受け取った藤原亮彦教育長は「本は子どもの豊かな心の育成に寄与する」と話した。

 (片山皓平)