感染制御部の千酌浩樹教授(左)からワクチン接種を受ける原田省病院長=米子市西町、鳥取大医学部付属病院
感染制御部の千酌浩樹教授(左)からワクチン接種を受ける原田省病院長=米子市西町、鳥取大医学部付属病院

 新型コロナウイルスの感染者らを受け入れる感染症指定医療機関の一つ、鳥取大医学部付属病院(米子市西町)で15日、医療従事者への新型コロナワクチンの優先接種が始まった。鳥取県内での優先接種は3病院目。医師や看護師、技師など対象の約1674人のうち1398人が、26日までに順次1回目の接種を受ける。

 感染症指定4病院のうち、超低温冷蔵庫が配備された県立中央病院(鳥取市)、県立厚生病院(倉吉市)などの1回目接種用として国から米ファイザー社製ワクチン計6箱(一般的な注射器5850人分)が5日までに届いた。

 鳥取大病院には2箱(同1950人分)が届き、一部を指定医療機関の済生会境港総合病院(境港市)や周辺のコロナ患者受け入れ協力病院に配分する。

 計42人の新型コロナ感染者を受け入れ、ピーク時には最大16人が入院治療を受けた鳥取大病院では15日、トップを切って原田省病院長が接種を受け、「これまではPCR検査による防御しかできなかった。ワクチンは感染予防にも効果があるとの報告もあり、積極的にコロナと闘う第一歩になる」と話した。

 済生会境港総合病院を含む2回目接種用のワクチンは、今月22日と29日の週に同じく計6箱が届く予定。

 島根県内の医療従事者への優先接種は14病院で実施する予定だが、県は接種が始まった病院を把握していない。 (藤井満弘)