邑南町産キクイモを使ったお茶「おおなんむらさき」
邑南町産キクイモを使ったお茶「おおなんむらさき」
キクイモ
キクイモ
邑南町産キクイモを使ったお茶「おおなんむらさき」 キクイモ

 島根県邑南町が、キクイモを使ったお茶を商品化した。一般にはなじみが薄いキクイモは健康食品として注目されており、町の新しい特産品として開発。独特の香ばしさと甘い風味が感じられる飲みやすいお茶に仕上げた。 (糸賀淳也)

 北米産のキク科の植物。キクに似た花をつけ、ジャガイモと同様に地下茎が発達した芋をつくる。血糖値の上昇を抑え、腸内環境を整える効用があるイヌリンが多く含まれる。

 開発した茶「おおなんむらさき」は紫キクイモを切って乾燥させ、いって細かくしてティーバッグに入れた。

 町内の市木地区は、10年前から農家が遊休地を活用して約50アールで栽培し、九州地方などに出荷していた。新型コロナウイルス禍で販路確保が難しくなったことなどから昨年、国の交付金を活用し、地元事業者と商品化に乗り出した。

 町は、昨年度から始めた田園風景を楽しみながら健康増進を図る体験プログラムの参加者にモニターになってもらい、効能を分析した上で、販売に生かす考え。健康食品としての定着を狙う。

 おおなんむらさきは町内の道の駅瑞穂などで扱い、一袋10パック入り700円など。