野波海浜公園でごみ拾いをする参加者=松江市島根町野波、野波海浜公園
野波海浜公園でごみ拾いをする参加者=松江市島根町野波、野波海浜公園

 山陰中央新報の販売店でつくる山陰中央新報会地域貢献委員会(藤江浩貴代表委員・斐川中部販売所長)が22日、山陰両県の全14支部で初めて一斉に清掃活動を実施した。総勢141人が作業に汗を流した。

 清掃活動は地域貢献委員会が2017年から両県各地で実施している。

 このうち松江支部会は、松江市島根町野波の野波海浜公園を清掃。松江市内の販売所長と地域住民ら35人が500メートルの海岸で1時間かけて、ロープや木材などを火ばさみで拾い集めた。

 同公園近くのダイビングショップ「LOCOBLUE」のスタッフや常連客も参加。海の中に潜り、消波ブロック付近にたまっていたペットボトルやプラスチックのごみを取り除いた。全員で45リットルのごみ袋27袋分を収集した。

 出雲市園町の湖遊館周辺を清掃した藤江代表委員(51)は「地域に役立つよい機会を持てた。観光客も戻ってきつつある中で、活動できてうれしい」と話した。

      (坂上晴香)