新作パフェを紹介する森山淑美さん＝大田市大森町、石見銀山群言堂本店
世界遺産・石見銀山遺跡中心部、大田市大森町のカフェが期間限定で、町内の空き地に実る夏ミカンを有効活用した新作パフェを売り出している。
提供するのは、石見銀山群言堂本店のカフェ。２０１９年から２カ月に１度のペースで島根県内産の食材を中心にしたパフェの販売を続ける。
今回は、上佐摩地区の空き地に実る夏みかんをマーマレードやシャーベットに加工。夏ミカンの酸味と小麦やオーツ麦、玄米といった五穀の香ばしさが合わさり、食べやすい味に仕上げた。
パティシエの森山淑美さん（３２）は「何もしなければ捨てられるかもしれない大森町にあるものを生かしたかった。暑い夏に、すっきりとした味わいが楽しめる」と話した。
８００円。７月中旬まで販売。毎週水曜が定休。（曽田元気）
