【出雲】出雲市斐川町三分市の写真愛好家、江角好敏さん(79)の初の写真展が同町直江の島根銀行斐川支店ロビーで開かれている。全国各地の美しい風景を撮影した11点が来店者を楽しませている。
2013年に趣味で写真を始め、新型コロナウイルス禍の前までは年2回、西日本の風景を中心に撮影した。写真愛好家による「第19回朝日写真サロン・中国」で大賞に輝いた。
大賞作品「愛の雫」は自宅の庭に咲く白いバラの美しさを巧みに表現した。明け方の真っ青な空と霧のかかった斐伊川、モノクロで雲と橋を強調した山口県の角島大橋など四季折々の自然の美しさが目を引く。
江角さんは「光の当たり方や色使いを工夫して表現した。ありのままの自然を感じてほしい」と来場を呼びかけた。
写真展は15日までで、平日の午前9時から午後3時まで(午後0時半~同1時半を除く)。 (佐野翔一)