「シャーマンキング展 ゴーイング出雲」のポスター (c)武井宏之/講談社
「シャーマンキング展 ゴーイング出雲」のポスター (c)武井宏之/講談社

 人気漫画「シャーマンキング」の新作アニメが今春始まり、聖地の一つ、出雲市があらためて脚光を浴びている。主人公・麻倉葉の実家のモデルとなった出雲文化伝承館(出雲市浜町)や作品に登場する出雲大社(同市大社町杵築東)周辺には全国からファンが訪れ、作品の世界に浸っている。今夏には同館で企画展が開かれる予定で、さらに注目されそうだ。


 1998年に少年漫画誌で連載が始まった同作品は、万物をつかさどる星の王「シャーマンキング」の座を巡り、500年に1度のシャーマンファイトで頂点を目指す物語。シリーズ最新作が「少年マガジンエッジ」(講談社)で連載中と息の長い人気があり、単行本発行部数はシリーズ累計で3800万部を超す。


 主人公は幼少期を出雲で過ごしたという設定で、作中には神門通りや一畑電車出雲大社前駅など市内の名所が登場する。同館によると、以前からファンが訪れ、新型コロナウイルス流行後も月に10組程度が来る。県外の20~40代の男女が多いという。


 中学生の頃からファンだという東京都在住の会社員女性(32)は15日に初めて同館を訪ね「意外と大きくて、入館無料に驚いた。お座敷にも自由に上がることができて、のんびりできた」と癒やされた様子。作品に載っている地図を見ながら、出雲大社周辺を聖地巡礼した。


 出雲市などが主催する企画展「シャーマンキング展 ゴーイング出雲」は7月22日から8月29日まで同館で開く。原画や、作画の参考にした日本刀を展示するほか、オリジナルグッズを販売する予定。


 講談社の担当者は「聖地の一つ、出雲で開催できることをうれしく思う。出雲会場限定の原稿も多数展示予定なので楽しみにしてほしい」とコメントした。