白い花を咲かせたナツツバキ=益田市七尾町、妙義寺
白い花を咲かせたナツツバキ=益田市七尾町、妙義寺

 【益田】中世に益田を治めた豪族・益田氏ゆかりの古刹(こさつ)・妙義寺(益田市七尾町)の境内で「沙羅(さら)の木」と呼ばれるナツツバキの白い花が見頃を迎えた。7月初旬まで楽しめるという。

 妙義寺は日本遺産に認定された益田市のストーリー「中世日本の傑作 益田を味わう」の構成文化財。ナツツバキは樹齢70年、樹高20メートルの木を含め3本が境内に植わる。例年並みの13日に咲き始めた。

 朝開花し夕方には落花する「一日花」で、はかなさを感じさせる。永見宏樹住職(44)は「日常と離れた空間の雰囲気を楽しむとともに、一日しか命がない花を見て自分の命の大切さと照らし合わせてほしい」と話した。

 花は拝観時間(午前6時~午後6時)に観賞できる。拝観無料。 (中山竜一)