展示された伊藤蒼唯選手に関する写真やユニホーム=出雲市西平田町
展示された伊藤蒼唯選手に関する写真やユニホーム=出雲市西平田町

 出雲全日本大学選抜駅伝競走(出雲駅伝)の写真を展示する企画展が6日、出雲市西平田町のギャラリー「ハンド&ハンド」で始まる。プロ・アマの写真家が撮影した第31~36回大会の写真約60点が並び、さまざまな場面を振り返る。29日まで。

 写真は新型コロナウイルス禍で無観客になったコースを走る選手や、中継所でたすきを渡す瞬間、ゴールで選手同士が喜び合う様子など。出雲市出身で出雲駅伝のメンバー入りをしている駒沢大4年の伊藤蒼唯選手(21)が、1年時の箱根駅伝で区間賞を獲得した時に着用していたユニホームの展示もある。

 4日に内覧会があり、伊藤選手の父親の桂太さん(49)=出雲市知井宮町=は「中学、高校生が走りたいと思ってくれたらうれしい」と話した。写真家集団「FOTO KWANDATI(フォト・カンダチ)」が主催し入場無料。

 (片山皓平)