鳥取・島根合区選挙区(改選数1)は、自民党現職の青木一彦候補が、山陰両県で浸透し、優勢となっている。立憲民主党新人の村上泰二朗候補、共産党新人の福住英行候補は支持を広げ切れていない。NHK党新人の黒瀬信明候補、諸派新人の前田敬孝候補は厳しい。

 青木候補は、地盤の島根側だけでなく、鳥取側でも優位に立った。支持政党別では、両県で自民支持層の8割程度を固め、公明党支持層も5割程度をまとめている。島根では、日本維新の会、国民民主党にも3割程度食い込んでいる。年代別に見ると、島根は全世代でリードし、鳥取では30代以上で支持を広げている。

 村上候補は、出身地の鳥取側で島根側より支持を集めるものの、伸び悩んでいる。支持政党別では、両県ともに立民支持層の7割程度を固め、鳥取では社民党支持層の5割程度に浸透し、国民、維新からの支持も一部得ている。島根は社民の支持層に一定の波及が見られる。年齢別では、両県で60代と70歳以上の支持が他の年代より高い。

 福住候補は、両県とも共産支持層の8割程度を固めた。島根でれいわ新選組支持層の3割、鳥取で国民とれいわ両党支持層の3割弱の支持を受けている。

 無党派層からの支持は村上候補と青木候補が拮抗(きっこう)している。全体の4分の1程度が投票先を「まだ決めていない」と回答。特に、維新、国民の両党支持層と、「支持政党なし」の5割程度が決断していない。

 (白築昂)

 

<届け出順>

黒瀬 信明37 N新

福住 英行46 共新

村上泰二朗34 立新

前田 敬孝60 諸新

青木 一彦61 自現(2)

        (公(推))