動画制作に向け準備を進めるデータサイエンス部のメンバー=浜田市野原町、島根県立大浜田キャンパス
動画制作に向け準備を進めるデータサイエンス部のメンバー=浜田市野原町、島根県立大浜田キャンパス

 島根県立大(浜田市野原町)に、若者の政治参加をテーマにしたデータサイエンス部が立ち上がった。22日に公示された参院選を素材に使用し、若者の投票率アップにつながる動画を制作する。学内の選挙も取り上げ、分析を加えて同世代の関心を引く内容に仕上げる考えだ。

 5月初旬、主権者教育に取り組む光延忠彦教授(現代日本政治論)の提案で1年生7人が集まり、部を創設した。

 同世代の若者に政治や選挙への理解を深めてもらおうと、動画は今回の参院選で立候補者が街頭演説する様子を撮影し、各自の訴えを比較するほか、聴衆の人数や年齢層を調べる。選挙後は収集したデータと投票率との相関性を分析し、県内各自治体の選挙管理委員会にも聞き取りして投票率アップのヒントを探る。

 このほか、今月あった学内の自治組織・学友会の会長選挙で投票率や投票権がある学生の関心度合いを今後調べる。

 甲斐葵大(あおと)代表(18)は「若者は中学や高校の生徒会の役員選出ぐらいしか投票の経験がない」と指摘。自ら考えて投票できるような動画にして行動を後押ししたいと意気込む。

 制作した動画は年明けの配信を目指す。
      (宮廻裕樹)