第42回日本アカデミー賞協会特別賞を受賞してポーズをとる大塚康生さん(撮影・南正時)
第42回日本アカデミー賞協会特別賞を受賞してポーズをとる大塚康生さん(撮影・南正時)
『大塚康生画集「ルパン三世」と車と機関車と』(玄光社)
『大塚康生画集「ルパン三世」と車と機関車と』(玄光社)
第42回日本アカデミー賞協会特別賞を受賞してポーズをとる大塚康生さん(撮影・南正時) 『大塚康生画集「ルパン三世」と車と機関車と』(玄光社)

 島根県津和野町出身のアニメーター・大塚康生さん(89)は「ルパン三世」など数多くのアニメ作品に携わり、スタジオジブリの宮崎駿氏や高畑勲氏(故人)とも一緒に仕事をし、日本アニメの黎明(れいめい)期を築いた。特に乗り物やメカニックにかけての表現力は抜きん出ており、今でも全国にファンがいる。

 大塚さんの画業を振り返る作品集(A4変型判カラー160ページ。3850円)を玄光社(東京都)が7月に出版した。作品集の中から、緻密かつ躍動感ある作品を厳選して紹介する。

 作品集の冒頭を飾るこのカットは、ルパン三世と相棒の次元大介が愛車のフィアットに乗り込み、疾走する様子を大塚さん特有のダイナミックなタッチで描いた。大塚さん自身もフィアットを所有し、「ルパン三世」の作中でも度々描いた。

 【取材・画像協力/大塚康生 協力/トムス・エンタテインメント (c)モンキー・パンチ/TMS・NTV 原作:モンキー・パンチ (c)TMS】