ロシアのウクライナ侵攻は、プーチン大統領が期待した早期決着とならず、北大西洋条約機構(NATO)、特に米国のウクライナ支援により、ロシアは巨大な代償を払っている。長期化に伴いパワーゲームの様相も鮮明化。戦争の形だけでなく、国際政治の価値観の転換につながっている。

 東アジアの安全と中台関係にも影響している。「今日のウクライナは明日の台湾」との見方が国際社会で広ま...