昭和の映画資料に見入る来場者=境港市上道町、市民交流センター
昭和の映画資料に見入る来場者=境港市上道町、市民交流センター

 境港市上道町の市民交流センター「みなとテラス」で18日、「境港の映画文化の歴史」展が開かれた。市内にあった映画館の外観写真や上映された映画作品の広告物といった約70点が並び、昭和期から育まれた映画文化を伝えた。

 展示は映画の自主上映に取り組む地元の団体、境みなとシネマ準備会と米子シネマクラブが、センター開館を記念した1日限定の映画イベントの一環として開催した。

 主催者によると1955年ごろ、市内に映画館が5館はあり、86年までにすべて閉館した。うち3館の写真や当時の新聞折り込み広告の写し、上映された同市出身女優の司葉子さん(87)出演作品のポスターを展示。映画館の閉館後にあった自主上映企画の関連印刷物も並んだ。

 映画好きという鳥取市湖山町東1丁目の学生、磯田啓成さん(19)は古い映画広告を見て「知らない作品ばかりだが、見てみたい作品もあった」と話し、新たな発見を喜んでいた。
      (松本稔史)