新聞に何が載っているかを確認する児童=松江市上乃木4丁目、山陰中央新報松江南販売
新聞に何が載っているかを確認する児童=松江市上乃木4丁目、山陰中央新報松江南販売

 「夏休み新聞作り教室」が9日、松江市上乃木4丁目の山陰中央新報松江南販売であった。地域の小学2~6年生5人が参加し、記事の書き方や見出しの付け方などの基本を学んだ。児童は今後、前の週に受講した「夏休み工作教室」の体験を新聞にまとめる。

 児童は講師を務めた山陰中央新報社の清水由紀子NIE担当と一緒に当日の新聞を見て、題号、見出し、記事、写真や図などに印を付け、紙面に何が載っているかを確認。世の中の出来事を記録し、読者に伝える新聞の役割を理解した。

 「新聞作りの魔法の言葉」として「5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように・どうした)」の6要素を全員で暗唱し、実際に文章を組み立て、見出しを考えた。清水担当は「体験したことの中で人に伝えたいこと、自分の心が動いたことを新聞にしよう」と助言した。

 古志原小学校6年の岡田昴士君(11)は「新聞は時々しか読んでいなかったけど、仕組みが詳しく分かった。工作教室で楽しかったことを新聞にして伝えたい」と話した。