梅原 淳氏
梅原 淳氏

山陰の鉄路の行方について徹底解説!

 講 師 鉄道ジャーナリスト
     梅原 淳氏
 演 題 「地方鉄道の行方
   ~島根・鳥取の取るべき行動は」

 山陰中央新報社の「米子境港政経クラブ」「島根政経懇話会」は、9月6日(火)7日(水)に定例会を開催します。今回は鉄道ジャーナリストの梅原淳さんを講師に迎え、「地方鉄道の行方~島根・鳥取の取るべき行動は」と題してお話しいただきます。

 JR西日本が、コロナ禍の2019年度に1日の平均乗客数が2000人未満だった17路線30区間の収支を公表し、路線の見直しを掲げました。山陰両県は4路線9区間が該当。このうち、山陰線の出雲市-益田区間は赤字額が最大で、木次線の出雲横田-備後落合区間は収支率が2番目に低いと示されました。

 収支の公表を受け、島根県内JR路線の利用促進策を策定する官民のプロジェクトチーム6月末に初会合を開催。鳥取県でも公共交通のあり方を議論する組織が立ち上がる見込みで、鉄路の行方に官民の関心が高まっています。

 そのような中、今回講師に迎える梅原さんはフリーランスの鉄道ジャーナリストとして有名で、雑誌や新聞への執筆のほか、TBSの情報番組「ひるおび」をはじめテレビのコメンテーターとしても活躍されています。

 講演では、JR西日本の公表内容や鉄道業界を取り巻く環境を踏まえ、地域の鉄道を守っていくポイント、山陰の鉄路の活性化策などについて話していただく予定です。ぜひ、ご期待ください。

梅原 淳氏のプロフィール>
講師略歴 1965年、東京都出身。大学卒業後、三井銀行(現在の三井住友銀行)入行。その後、月刊「鉄道ファン」編集部などを経て2000年にフリーランスの鉄道ジャーナリストとして独立。執筆を中心に、テレビや新聞、ラジオでのコメント活動などを行う。合同会社ウメハラトレインの代表社員も務める。著書は「JR崩壊」「新幹線の科学」「ワクワク!!ローカル鉄道路線」シリーズなど多数。

(本会は会員制です)

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