黄色に染まり、見頃を迎えたイチョウ＝島根県邑南町矢上
【邑南】島根県邑南町矢上、火鎮（ひのもり）神社の境内にある高さ１５メートルのイチョウの木の紅葉が見頃を迎えている。高く伸びた枝が鮮やかな黄色に染まり、訪れる人の目を楽しませている。
神社は島根中央信用金庫石見支店のすぐ近くにある。明治末期にあった大火を繰り返さないよう願って建てられたという。１９６３年に「長寿」「鎮魂」の意味を持つイチョウを近くの慶福寺からもらって植え、地元の集落関係者で管理してきた。
樹齢は推定８０年。商店街沿いにあるため、近くを通るドライバーが車から降りてスマートフォンで写真を撮影していた。
今年は住民有志が午後７～１０時ごろにライトアップしている。２４日ごろまで見頃だという。（吉野仁士）
