大田市三瓶町の浄善寺で、樹齢600年超えの大イチョウが黄葉の見ごろを迎えている。境内は一面、イチョウの葉のじゅうたんに覆われ、参拝客を楽しませている。
幹回り約10メートル、樹高は約30メートルで、今年は色づきが2週間ほど遅かった。ここ数日は寒風で頂上部の落葉も進み、境内が黄金色に染まった。

日中はひっきりなしに参拝客が訪れ、写真に収めたり、紅葉したモミジとのコントラストを楽しんだりしている。友人と訪れた広島市南区の会社員平尾更紗さん(24)は「初めて来たが、迫力がすごい。落ちた葉もきれい」と感動していた。

(勝部浩文)