【川本】ダーツのような羽根が付いた楕円(だえん)形のボール「ジャベリックボール」の遠投距離を競うジャベキング選手権がこのほど、島根県川本町川下の川本中学校グラウンドであり、小学1~6年生計35人が力いっぱい投げて競った。
ジャベリックボールは投げ方の基礎が学べるトレーニング器具。競技は男女と低、中、高学年に分かれ、予選と記録の上位5、6人により決勝があった。邑智郡内から集まった児童は助走をつけ、体をひねって力強くボールを投げた。児童の大遠投に、観客の保護者からは「すごい」と感嘆の声が上がった。
邑智小学校4年、原樹音(じゅのん)君(9)は「真っすぐ投げるのが難しかったけど楽しかった」と話した。
選手権は児童がスポーツを楽しむきっかけにしてもらおうと、邑智郡陸上競技協会が初めて開いた。
(佐伯学)













