おもちゃすくいで遊ぶ子どもたち=松江市大庭町、いちいオーガニックハウス松江店
おもちゃすくいで遊ぶ子どもたち=松江市大庭町、いちいオーガニックハウス松江店

 新型コロナウイルス禍でイベントが減る中、子どもたちが楽しめる場を提供しようと、子育て中の母親が18、19の両日、松江市大庭町の住宅展示場で「こどもまつり」を開いた。訪れた親子連れが、ヨーヨー釣りや買い物を楽しんだ。

 2歳の息子を育てる木畑絢さん(30)=松江市浜乃木4丁目=ら、松江や米子市の母親8人が企画。コロナ禍で夏祭りを体験したことのない子どもたちに祭りや出店の雰囲気を味わってもらおうと、近隣の店舗や団体に声掛けし、雑貨や飲食など計7店が集まった。

 会場には、輪投げやプラスチックのおもちゃをあみですくって遊ぶコーナーのほか、かき氷などの飲食ブースがあり、浴衣姿の子どもたちがお祭り気分を味わった。

 家族で訪れた宗こころさん(7)=松江市雑賀町=は「わなげやボールをすくうのが楽しかった」と喜んだ。
      (山本貴子)