松江には数多くの文人が訪れ、その印象を随筆などに書き残している。江戸時代、1814(文化11)年に来訪した修験者の野田泉光院は『日本九峰修行日記』という紀行文の中で、松江を「北中国第一の城下と見ゆ」と記した。

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