9月1日のベニズワイガニ漁解禁を前に31日、カニかご漁船の出漁式が、境港市昭和町の境漁港6号上屋であった。関係者や乗組員の家族ら約200人が見送る中、漁船は漁場へと向かった。漁期は来年6月末までの10カ月間。
今季は鳥取、島根、新潟各県の計10隻が境漁港を拠点に操業する。資源保護のための漁獲上限は、兵庫県の1隻分を含め前季と同じ計5930トン。
午前にあった出漁式で日本海かにかご漁業協会の利見秀治会長が、燃料油高騰や海外船との競合など漁業経営の先行き不透明感が増す中、資源回復の兆しもあることに触れ「安定供給に努めたい」と話した。近くに係留した「第六十八 かがみ丸」(出雲市船籍、乗組員9人)に乗り込み、好漁場の大和堆へ向かった。
境漁港はベニズワイガニの水揚げ量が日本一で、前季は前季比6・2%減の4838トン、水揚げ額は56・2%増の29億9400万円で、1キロ当たりの平均単価は247円高いの619円だった。
市によると、初水揚げは早ければ9月6、7日ごろという。
(松本稔史)













