NIE実践指定校の大田西中学校(大田市仁摩町仁万)で2日、1、2年生対象の新聞教室があった。山陰中央新報社の清水由紀子NIE担当が取材や記事の書き方のこつを伝授した。
1時間目は石見銀山遺跡の現地調査を控えた1年生42人が模擬取材に挑戦=写真。2人一組になり「いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように・どうした」の5W1Hの6要素を使って、相手の将来の夢やその理由を聞き出し、取材内容をまとめた。清水担当は「新発見があるのが取材の楽しさ。見つけるまで諦めずに質問しよう」と助言した。
橋目知里さん(12)は「取材で質問を考えるのが難しかったけど、友達の知らない一面を知ることができて、めっちゃ楽しかった」と話した。
2時間目は1年生に加え、オンラインで教室をつないだ2年生32人も聴講。記事にする素材の選び方、逆三角形の記事スタイルを学習し、実際の記事を読んで見出しを考える作業にも取り組んだ。
大田西中は全学年が山陰中央新報社主催のしまね小中学生新聞コンクールに応募する予定。













