皮下出血や脈拍など人が生きている証しの「生活反応」は、死後には決して現れない。このため、死に至った原因が事故、自殺、他殺のいずれかを見極める犯罪捜査では生活反応の確認が重要な鍵となる。

 鳥取大医学部総合研究棟(米子市西町)の一室で、Ai(死亡時...