自宅や路上など病院外で亡くなり、死因不明として警察が関与する異状死体(変死体)。山陰両県でも年間1800体以上が発見される今、鳥取大医学部の法医学分野で遺体を解剖する前にコンピューター断層撮影(CT)の画像を活用して死因を究明する「死亡時画像診断(Ai=エーアイ)」が進む。遺体にメスを入れず、画像から情報を読み解く手法は、高齢化の進展で到来した多死社会に何をもたらすのか。Aiの現場を...