島根県と鳥取県が8日、それぞれ608人、384人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。7日確認分。鳥取県の70代の感染者1人が死亡し、県内の累計死者数は66人となった。同県で新たに6件のクラスター(感染者集団)が発生した。
島根県の居住地別の内訳は松江市174人、出雲市119人、益田市84人、浜田市69人、安来市40人、江津市33人、雲南市30人、大田市24人、津和野町8人、飯南町、吉賀町、隠岐の島町各3人、奥出雲町1人、調査中17人。
関係者の感染確認を受けて松江市立小学校1校が8日から12日まで、浜田市立小学校1校が8日から11日まで学級閉鎖。出雲市立小学校1校、保育所1カ所が8日から当面の間、一部学級閉鎖となった。
鳥取県の保健所管内別の内訳は米子169人、鳥取市162人、倉吉53人。クラスターは鳥取市の認定こども園14人、米子市の保育所13人、鳥取市の医療機関12人、県立倉吉農業高校11人、倉吉市立河北中学校、境港市の事業所各10人。累計は404件となった。
累計感染者数は島根県7万5350人、鳥取県5万7542人。確保病床使用率は島根(371床)が29・6%、鳥取(351床)が38・2%。宿泊療養は島根24人、鳥取74人。自宅療養は島根5790人、鳥取は全数把握をしていない。島根で1人、鳥取で3人が重症となっている。
(清山遼太、福間崇広)