ロシア軍のウクライナ侵攻開始から半年が経過した。冷戦期のように東西対立が激しさを増し、戦場では今も誰かが命を落としている。即時停戦を呼びかけてきた哲学者の西谷修さんに、現状を読み解いてもらった。

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 米バイデン政権は昨年の成立時に中国の代表団をアラスカに呼びつけ、その...