飛行機をバックに記念撮影する参加者ら=出雲市斐川町沖洲、出雲空港
飛行機をバックに記念撮影する参加者ら=出雲市斐川町沖洲、出雲空港

 【出雲】出雲空港(出雲市斐川町沖洲)で2日、「空の日」にちなむ見学会があり、親子連れなどが飛行場内に立ち入り飛行機に近づいたり、滑走路付近を屋根のない2階建てバスで巡ったりと、普段はできない体験を堪能した。

 新型コロナウイルス禍で中止が続き、3年ぶりの開催となった。出雲、松江の両市を中心に620人が訪れ、飛行場内のエプロンで出発前の飛行機を間近で見学。機体をバックに記念写真を撮ったほか離陸時には滑走路の近くまで行き、手を振って見送った。

 2階建てオープンバスで飛行場内を1周し、参加者は高さ約3・6メートルのバスの座席から、機体の離陸シーンや着陸シーンをごう音とともに眺めた。

 松江市東津田町から親子で参加した植木航ちゃん(6)は「好きな緑色の飛行機が見られて良かった。遠くに行くときに乗ってみたい」と話した。

 見学会は9月20日の「空の日」の記念行事として空港のPRと利用促進を目的に、島根県などでつくる実行委員会が開いた。

(月森かな子)