島根県と鳥取県が7日、それぞれ211人、178人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。6日確認分。両県とも3件のクラスター(感染者集団)が発生した。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県の保健所管内別の内訳は浜田52人、出雲51人、松江47人、県央32人、益田16人、雲南12人、隠岐1人。クラスターは松江市内の高齢者福祉施設5人、医療機関7人、県央保健所管内の学校5人。県内のクラスターは累計651件となった。
鳥取県の保健所管内別の内訳は鳥取市120人、米子40人、倉吉18人。クラスターは鳥取市で開催されたスポーツ大会41人、鳥取市の事業所31人、八頭町の八頭中学校6人で、累計447件となった。鳥取市の青谷高校で、関係者の感染を受けて学級閉鎖があった。
累計感染者数は島根8万3985人、鳥取6万4013人。確保病床使用率は島根(371床)が15・4%、鳥取(351床)は11・7%。宿泊療養は島根7人、鳥取16人。島根、鳥取とも重症者はいない。
(青山和佳乃、藤井俊行)