市民が見守る中、パレードする自衛隊の車両=出雲市今市町、くにびき中央通り
市民が見守る中、パレードする自衛隊の車両=出雲市今市町、くにびき中央通り

 陸上自衛隊出雲駐屯地(出雲市松寄下町)の創立69周年を記念したパレードが8日、出雲市今市町のくにびき中央通りであり、中国四国地方の部隊を合わせ約100人の隊員が40台の車両などに分かれて行進した=写真。沿道には市民ら約2千人が詰めかけた。

 音楽隊の演奏に合わせ、約400メートルの通りを武器を搭載した16式機動戦闘車や偵察警戒車、化学防護車などが通過。上空には航空自衛隊美保基地所属のC2輸送機1機が飛来した。

 出雲駐屯地は1953年10月に開設。パレードは自衛隊の活動を周知し、親しんでもらおうと、同駐屯地や出雲地区防衛協力会が2005年から毎年開催しているが、新型コロナウイルス禍で3年ぶりとなった。

  (月森かな子)