県民が投書した介護、障害福祉施設で働く人へのメッセージはがき=松江市殿町、島根県庁
県民が投書した介護、障害福祉施設で働く人へのメッセージはがき=松江市殿町、島根県庁

 新型コロナウイルスの感染が長期化する中、感染防止を図りながら業務を続ける島根県内の介護、障害福祉施設で働く人を応援しようと、県民からメッセージはがきが寄せられている。県がホームページ(HP)で公開し、施設職員を勇気づけている。

 県と県食生活改善推進協議会が2月に募集し、県内の4~94歳の計339人が応募。「あなたの笑顔で救われます」や「ファイトそして休息も忘れずに」など感謝の言葉や、イラストが描かれたはがきが集まった。

 メッセージ集は県高齢者福祉課のHPや、新型コロナ感染症に関する県の情報サイト内で公開。3月下旬に約1900ある県内の事業所に通知したところ「メッセージに感激した」と、施設で働く人たちから、お礼の電話や手紙が県に届いたという。

 県の高齢者福祉課の伊藤恭子調整監は「趣向を凝らしたはがきばかり。ぜひ多くの人に見てほしい」と話した。    (中村成美)