今から22年前の2000年に、出雲大社境内中心部(出雲市大社町)の発掘調査で3本の柱材を束ねた巨大柱が出土しました。本殿を構成する9カ所の柱のうち、3カ所の柱(心御柱(しんのみはしら)・宇豆柱(うずばしら)・南東側柱)を確認し、いずれも3本の柱材を束ねて一つの柱にした...
発掘調査からみた中世の出雲大社と鰐淵寺 神仏習合の典型的形態 出雲国代表する神社、寺院 〈石原聡〉
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今から22年前の2000年に、出雲大社境内中心部(出雲市大社町)の発掘調査で3本の柱材を束ねた巨大柱が出土しました。本殿を構成する9カ所の柱のうち、3カ所の柱(心御柱(しんのみはしら)・宇豆柱(うずばしら)・南東側柱)を確認し、いずれも3本の柱材を束ねて一つの柱にした...