米子市の国道431号沿いに続く、ケヤキ並木のにぎわい創出を目的とした「米子ケヤキ通り祭り」が15日、同市東福原8丁目の鳥取県立米子産業体育館駐車場であった。呼び物のキャンドルナイトでは過去最多の8千個がともされ、幻想的な雰囲気に包まれた。
地元の米子ケヤキ通り振興会(会員企業69社)が実行委員会を組織して企画し13回目。新型コロナウイルス感染拡大の影響で3年ぶりの開催となり「Change(チェンジ)」をテーマに、コロナ禍で疲弊した生活が良い方向に変わるよう願いを込めた。
キャンドルナイトは午後5時半に始まり、赤色や黄色、緑色の瓶などに入ったろうそくの光がきらめき、家族連れが写真を撮って喜んだ。家族と訪れた福米西小4年、福本樹生(たつき)君(10)は「いろんな色があってきれいだった」と話した。
会場には屋台が並び、ゲーム大会など多彩な催しがあり、約2万人の来場者でにぎわった。
(柴田広大)