山陰合同銀行(松江市魚町)と関連会社の役職員有志でつくる「ごうぎん一粒の麦の会」が19日、島根、鳥取各県で子ども食堂の運営を支援する2団体に50万円ずつ寄付した。
贈呈先は「しまね子ども食堂ネットワーク」(27団体)と、「とっとり子どもの居場所ネットワークえんたく」(50団体)。
しまね子ども食堂ネットワークへの贈呈式が松江市内であり、山崎徹頭取は「子どもや子育てを温かく見守れるような環境をつくっていけるよう関与していきたい」と話した。事務局を務める島根県社会福祉協議会の小林淳一会長は目録を受け取り、「コロナ禍や物価高の影響を受ける子ども食堂にとって心強く、励みになる」と感謝した。
ごうぎん一粒の麦の会は1981年に発足し、福祉機器や寄付金などを関係団体に贈っている。営業エリアの広島、岡山、兵庫各県の団体にも贈呈する。
(片山皓平)