米子空港内にオープンしたすなば珈琲=境港市佐斐神町
米子空港内にオープンしたすなば珈琲=境港市佐斐神町

 鳥取県内を中心に喫茶店「すなば珈琲」を展開する(有)SUNABA COMPANY(鳥取市末広温泉町、村上和良社長)が、米子空港(境港市佐斐神町)内に新店舗をオープンした。新型コロナウイルス収束後のインバウンド客増加などを見越し、地元産品を使ったメニューで売り上げ増を図る。

 新型コロナ禍の感染者数の減少に伴って、増加が見込まれる県外客を取り込もうと出店を決めた。空港への出店は鳥取空港(鳥取市湖山町西4丁目)に続き、2店目。

 大山鶏が入った特製カレーライス(税込み880円)や、鳥取県産ベニズワイガニを使った「かにホットサンド」(同770円)、鳥取砂丘の砂を使って焙煎したオリジナルコーヒー(同440円)などを販売する。

 新店舗の売り上げ目標は年間4300万円。同社の東田慶専務執行役員は「鳥取の空の玄関口である米子空港で、鳥取ならではの味を楽しんでもらえる。空港利用者はもちろん、地元住民の方にも気軽に足を運んでもらいたい」と話した。

 営業時間は午前8時~午後6時で、年中無休。

 すなば珈琲は県内に13店舗、県外に2店舗ある。